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2018年06月25日

奥むらの戦世の記録 書評について




2018年6月23日 沖縄タイムスより
  

Posted by 沖縄本といえば榕樹書林 at 17:01Comments(0)お知らせ

2018年06月25日

本日発売!! 琉球弧叢書31 八重山・祭りの源流―シチとプール・キツガン


 大城公男著
 八重山は芸能の島だ、とよく言われる。この芸能の多彩さを支えているのが、シチ・プール・キツガン等に代表される祭りである。しかし、この一連の祭りの相関関係、あるいは歴史的な流れ等は必ずしも明解ではない。
 著者は文献調査はもとより、長期のフィールド・ワーク、関係者からの聞き取り等々を通して、八重山の祭りの源流が何であるのかを追い求めてきた。
 八重山での稲作の伝来と豊作への願いを背景に祭りが形成され、それが集落の変遷や社会構造の変化に伴って複雑に分岐し、あるいは統合され今日ある形となってきたことを多面的に掘り下げた本書は、八重山の民俗祭祀の研究の豊かな拡がりを示すものである。

〈目次〉(抄)

第一部 シチと祖霊

第一章 祭りの発生と設定
   一 イネとアワの古代文化 
   二 イネの伝来と祭り  
   三 シュビニガイとシチ 

第二章 仏教の伝来とシチ
   一 仏教の伝来
   二 姿を現した神  
   三 家々のシチ
   四 消えたシチ
 
第三章 今に伝わるシチ(一)―川平村
   一 村の概況
   二 御嶽と由来
   三 祭りの実際
   四 祭りの性格

第四章 今に伝わるシチ(二)―祖納村
   一 村の概況
   二 祭りの実際
   三 祭りの性格
   四 フダツミの正体
   五 祭りの変容

第二部 シチとプール

第一章 再生予祝祭オンプール―一族の祭りオンプール
   事例(一) 石垣市石垣村
   事例(二) 祖納村
 
第二章 新生予祝祭ムラプール
   一 自治行政から生まれたムラプール
   二 豊穣と降雨祈願のムラプール―シチを行わない村
   三 ムラプールの伝播と変容―他村への波及
   四 変形ムラプール―シチを行う祖納村

第三部 大本はシチ―古見村のプール
   一 御嶽と村―その変遷
   二 祭りの概況
   三 遠来神の正体と祭りの性格

第四部 キツガンの創設と性格
   一 合理的な発想で生まれた祭り
   二 祭りの概況
   三 祝祭の定番と祭りの性格

おわりに

   A5判、上製、350頁(カラーグラビア4頁)
   定価(本体5,800円+税)

*著者紹介*
大城 公男(おおしろ きみお)
1937年 八重山鳩間島に生まれる。
1961年 琉球大学教育学部卒業。
1998年 沖縄県立首里高等学校長退職。
2001年 東北大学大学院前期博士課程入学。
2003年 東北大学大学院修了(宗教民俗学)
著書:『八重山鳩間島民俗誌』(2011年、榕樹書林)
―2012年度日本地名研究所風土文化賞受賞。
  

Posted by 沖縄本といえば榕樹書林 at 12:33Comments(0)琉球弧叢書

2018年06月08日

第20回 沖縄県産本フェア 6/16(土)より開催!!

毎年恒例の『沖縄県産本フェア』が来週6月16日(土)よりパレット久茂地7階リウボウブックセンターリブロにて開催されます。沖縄県内各出版社の出版物をはじめ、バーゲンコーナーでは、沖縄関係の古書や古本などを特価で販売致します。今年は、沖縄県産本フェア20周年を記念して、沖縄県産本の戦後から現在までのあゆみを紹介したパネル展示及び過去20回に渡る県産本フェアの目録やフライヤー、沖縄県産本ニュースなどの資料をリブロ店内にて展示致します。昨年同様今年も、各出版社&リブロが主催し週末・休日ごとに特別トークイベントを開催致します。また、県産本を5千円以上お買い上げの方に、先着順で特製手ぬぐいをプレゼント致します。その他、フェア参加版元(17社)による現在販売可能な約1000点の書籍情報を収録した『沖縄県産本総目録2018』(索引付、完全保存版)も作成しておりますので、ご希望の方は、リブロ店内にてご自由にお取りください。参加版元一同、多くの方々のご来場お待ちしております。
【期間:6/16(土)~7/4(水)まで】




  

Posted by 沖縄本といえば榕樹書林 at 11:56Comments(0)お知らせ