2021年12月29日
本日発売!! 沖縄ゼネスト 50年 解放への狼煙

沖縄ゼネスト50年実行グループ(編集責任者:内海正三)
現在の日本版図の中において歴史上唯一実施された1971年の2度にわたる沖縄ゼネスト。米軍治世下の人権無視の状況の中で、どのようにして実施されたのか。
これまで沖縄ゼネストは、その渦中で起こった警察官死亡事件と、それに伴う拘束者千人という根こそぎ弾圧によって、負のイメージで語られ、「軍事植民地からの脱却」「沖縄返還協定粉砕」という大義名分を持った運動は圧殺された。
ゼネスト当時、日米政府によって米軍駐留は継続した上で、新たに自衛隊駐留を認めるという、まやかしの、そして主体である琉球・沖縄の人々の意思を無視した返還協定が進められていた。
軍事植民地からの解放を求めて、人々は米軍の軍従業員解雇の脅しとAサイン業者に依る妨害を乗り越えてゼネストを行い、米軍の銃剣の前に立った。
ゼネスト参加者による討論会と、現在の沖縄で多分野において市民・住民運動を取り組んでいる人々による、この沖縄50年の振り返り。
ゼネストに至る時代年表や国吉和夫カメラマンによる時代変遷の切り取り写真集、そして日本政府の最大のアキレス腱である国際人権法無視の暴挙の数々の資料。
現在に至る日米政府による軍事植民地状況が、米国と中国による覇権争いの中で第二の沖縄戦の危機が迫る現在、改めて沖縄ゼネストの意義を問い直さなければならない。
ゼネスト実施後50年に当たる2021年に、ゼネスト参加者を中心にシンポジウムを計画した。残念ながらコロナ禍によってシンポは中止されたが、呼びかけに対して集まったゼネスト当事者による討論会が行われた。その記録と関連する資料を集めたものが本書である。
A5判、並製、92頁
定価(本体500円+税)
Posted by 沖縄本といえば榕樹書林 at 18:06│Comments(0)
│社会科学