2011年06月16日
学官話全訳
瀬戸口律子著
琉球から中国へ渡った琉球人の為の会話テキスト。18世紀の中国と琉球の交流が生々しく甦る。天理大学所蔵本の全影印も収録した。(大東文化大学特別研究助成金出版)
〈目次〉
序に代えて・・・・元大阪市立大学教授 宮田 一郎
まえがき
凡例
1.訪問/2.鼓山に遊ぶ/3.請願/4.文化・習慣の違い
5.望郷/6.報告/7.挨拶/8.来客
9.官話学習/10.約束/11.贈り物/12.官吏たちの動向
13.琉球の状況を説明/14.夏の夜/15.墓参り/16.身体の不調
17.夜更かし/18.見学の誘い/19.中国官吏との対話/20.航海と進貢品
21.二人の琉球人/22.用むきをたずねる琉球人/23.帰国依頼/24.南京船の漂着
25.出会い/26.病気/27.家の修繕/28.食糧問題
29.借金/30.会見申し出/31.遊びの候補地選び/32.品物の受け取り
33.憂さ晴らし/34.商人のかけひき/35.廟の式典/36.招待状
37.通貨/38.教授依頼/39.公事と蘇州の状況/40.屋根の修理
41.留学生の決意/42.ある夜の出来事/43.琉球の青年をからかう中国人
44.3月3日の行事/45.学習生活①/46.学習生活②/47.学習生活③/48.学習生活④
49.病気診察/50.お礼の気持ち/51.子供たちへの忠告/52.友人宅で
53.洗濯日より/54.色々な質問/55.学習方法と冊封/56.衣替えと火の用心
57.茶の取引/58.大工へのおつかい/59.雨/60.祭(元宵節)見物
61.祭(端午節)見物/62.祭(七夕)見物/63.祭(中秋節)/64.祭(重陽節)
65.巾着切り防止/66.福州の習慣/67.大晦日の年越し準備/68.正月の様子
69.酒の飲み方/70.言い争い/71.家屋について/72.霧と瘴気
73.かびと掃除/74.異郷/75.大志/76.散髪
77.壁に耳あり/78.接待/79.良い人とは/80.人と人とのつき合い
81.孝行/82.鳥の習性/83.陰と陽/84.鐘と太鼓
85.忠告を聞く/86.真の学問がある人/87.文字を知らない/88.「家屋」の内外
89.服と家具/90.外出①/91.外出②/92.子供たちへの怒り/93.感謝
附録―『学官話』写本(天理大学附属図書館蔵)
A5、上製、凾入、264頁
定価(本体6,800円+税)
Posted by 沖縄本といえば榕樹書林 at 15:20│Comments(0)
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