隔ての海の岸辺で 長島愛生園便り

沖縄本といえば榕樹書林

2011年06月21日 15:58


 
 尾崎元昭著 
 岡山・長島愛生園におけるハンセン病治療の現場からの想い。園の自治会発行誌『愛生』に連載された退職時までの文章をまとめて書籍化。
   
〈目次〉

はじめに

2003年
再入園?/また楽しからずや/あと始末屋

2004年
奄美御縁/リファンピシン事始め/皮疹を読む
春再び/ミャンマーの炎/ムカデ日和
学会へ行こう/「包括」の時代に/世は移りゆくも

2005年
新しい年に光を/若き革命家の肖像/旅立ち
微笑みの国ミャンマー/津軽海峡初夏景色/月ぬ美しや
折り返し

2006年
超法規的診療/証し人/島育ち
思い煩いの日々/薬は世に連れ/学会が終わった!
忍びの術/療養所流の治療/喧騒を遠く離れて

2007年
プロミン信仰/もぐりの医者/心に映る島影は
ヤンゴンの皮膚科研修会/魂鎮めの歌/夏が来れば思いだす
まっ黒森の闇の中?/手だけでも治して/幸せな体験
島で暮らせば

2008年
税金払えてうれしかった/ネタとしてのハンセン病/逃げなかった人たち
春うらら/島を去って
 
おわりに

   A5変、並製、264頁
   定価(本体1,900円+税)

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