本日発売!! アメリカ軍製作 10万分の1 軍用沖縄本島全図
本地図はアメリカ軍地図センターが、1968年に製作した琉球列島・沖縄本島全図第3版を底本とした原色・原寸のままの100%の完全復刻版である。本図の初版は1948年、第2版は1958年となっている。
アメリカ軍は沖縄戦後すぐに占領行政と軍事拠点化の為に各種の地図を製作しているが、その全容は必ずしも明らかになってはいない。1947年から48年にかけて本島中南部を218枚に分けて4,800分の1の地図が作られている。これはまことに詳細な地図で、戦後史研究の第1級資料として研究者に知られている。その後、25,000分の1、50,000分の1の地図が作られている。
本図は1968年版であり、その後新版が作成されているものと思われるが一般人が眼にすることはないので不明である。地図製作の目的は占領行政と軍事目的であるため、本図を詳細に見ると様々な軍事データが含まれていることが分かる。英文地名の中には沖縄戦の記憶の
残滓と思われるものもあり、あるいは又、潜水艦作戦用と思われるデータも含まれている。
本図中城湾北部には嘉手納基地を上回る巨大空軍基地の建設計画があったことも示唆されている。
沖縄戦後史研究の基礎資料として活用されたい。
原色・原寸 雷鳥コート 110kg 785mm×1090mm
定価(本体2,000円+税)
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